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Sacrifice 紹介
第１章 ストーリー
ある日、プランテリア王国のパキラ王子は忍び込んだ城の地下牢で一人の男に出会う。
彼の名はガジュマ。かつて反乱軍で戦った魔法使いだった。一方、隣国エレメントラ帝国はプランテリアにその矛先を向けていた。 かつての繁栄の陰も無く衰退したプランテリアにその侵攻を防ぐ力は残されては居ない。 王国が滅びるのも、時間の問題であった。 人物紹介
パキラ・レムレト・ルーナ・ジェド(15)プランテリア王国王子。 金の髪、灰色の目をした少年。 甘やかされて育ったせいか、わがままで自分勝手な性格。 探究心が豊富で危険な場所へも平気で忍び込む無鉄砲な面がある。 実年齢の割に言動が幼い。 ガジュマ・リウラ(25) かつて反乱軍に居た魔法使い。 こげ茶色の髪に赤い目。額の眼は青色。 プライドが高く物言いが威圧的。皮肉屋。しかし自虐的な面もある。 パキラの父であるベンジャミン国王をひどく嫌っている。 食事マナーが酷い。 国家紹介
プランテリア王国(貴族国家)初代国王パキポディウム・プランテリアが建国した約300年の歴史を誇る大国。 近年衰退しつつあり、東の隣国エレメントラに頻繁に攻め入られている。 現在の国王ベンジャミン・プランテリアは第28代目。 王族は即位までジェドを名乗り、即位後姓をプランテリアに改める伝統がある。 エレメントラ帝国(軍事国家) プランテリアの東に隣接する軍事国家。 戦乱続きであった東の地域が纏まって出来た国家であり、歴史はまだ浅い。 国王制をとってはいるが実態は地域ごとに独自の政治を行っている状態。 有事の際にのみ各地域の代表が王の下へと集まる。 |